今回のメニューは、かやくごはん・だし巻きたまご・しじみの味噌汁の三品。
どれも日本の家庭で親しまれている定番料理です。
かやくご飯の素を使ってみよう
まずは「かやくごはん」からスタート。日本では、具材入りの炊き込みごはんを「かやくごはん」と呼びます。
今回は市販の「かやくご飯の素」を使って作りました。
袋の中には、すでに味付けされた野菜やきのこがたっぷり。炊飯器にお米と一緒に入れるだけで、本格的な味わいが楽しめます。
炊き上がったご飯は、ふんわりとした香りと、しっかりとした旨味が広がっていて、みんなから「おいしい!」と歓声があがりました。
日本には、こうした「〇〇の素」がたくさんあり、忙しいときや料理初心者でも簡単に本格的な料理が作れるのが魅力です。
味付きのごはんの感想は?
普段、白いごはんに慣れている人たちには、味付きのごはんは新鮮だったようです。
「ごはん自体に味がついているのは初めて!」
「これだけでおかずがいらないくらい美味しい!」
と驚きの声がたくさん聞こえてきました。
初めて見る「だし巻きたまご」
次は「だし巻きたまご」作り。「だし巻きたまご」とは、出汁(だし)で味付けした卵焼きのこと。日本の朝食やお弁当に欠かせない一品です。
だし巻き用の四角いフライパン(卵焼き器)を初めて見る人も多く、興味津々。
「こんな形のフライパンがあるんだ!」と驚きながら挑戦しました。
上手に巻けるかな? 失敗しても大丈夫!
実際に作ってみると、巻く作業が意外と難しく、最初は破れたり、うまく巻けなかったり…。
でも、何度か挑戦するうちにコツをつかみ、最後にはふんわり美味しそうなだし巻きたまごが完成!
「最初は失敗しても、最後に美味しくできれば大成功!」
日本の料理は、挑戦する過程も大事な文化体験になります。
便利な日本の調味料「白だし」
今回、だし巻きたまごの味付けには「白だし」を使いました。
「白だし」とは、昆布やかつお節などから取った出汁に、薄口醤油などを加えた調味料です。
これ一本で簡単に「お出汁のきいた味」が決まる優れもの!
参加者たちは、
「出汁を取らなくてもいいから簡単!」
「本格的な味になる!」
と感動していました。
日本のスーパーには、こうした便利な調味料が豊富に並んでいます。
お出汁いらずの「しじみ汁」
最後は「しじみの味噌汁」。しじみは、日本でよく使われる小さな貝。今回使ったのは冷凍のしじみで、砂抜きも済んでいてとても便利です。
「しじみって海にいるんじゃないの?」と驚く参加者たち。
実は、しじみは湖や川に生息している淡水の貝なんです!
「湖で貝が取れるなんて知らなかった!」と、思わぬ学びもありました。
味噌を溶くだけの簡単なレシピでしたが、しじみから出る自然な旨味で、驚くほど深い味わいになりました。
日本には「〇〇の素」がたくさん!
今回の体験を通して改めて感じたのは、日本には「〇〇の素」と呼ばれる便利な商品がたくさんあること。例えば、料理酒、醤油、みりん、砂糖、昆布やかつお節のだし、味噌、塩、酢、ソースなど、基本の調味料も充実していますが、それらを組み合わせた「煮物の素」「炊き込みごはんの素」「鍋の素」なども豊富です。
自分で一から調味料を揃えたり、味を調整したりするのは大変ですが、「〇〇の素」を使えば簡単に本格的な味に近づけます。
忙しい現代人にとって、こうした商品は本当に心強い味方です。
自分たちで作った日本料理に舌鼓!
作り終えた後は、みんなで自分たちが作った料理を味わいました。「自分で作ったから、なおさら美味しい!」
「また家でも作りたい!」
と大満足の様子。
初めての日本料理作り体験は、ただ料理を作るだけでなく、日本の食文化や食材、便利な調味料について知る良い機会にもなりました。

これからも、もっといろいろな日本料理にチャレンジして、日本の食文化を深く味わっていきたいですね!